複数通貨で工事原価が発生する場合の原価比例法による工事進捗度の算定

複数の通貨で工事原価が発生する場合、原価比例法による工事進捗度の算定において、特に何も調整を行わないと、為替相場の変動が工事進捗度の算定結果に影響してしまうことになります。 この点につき、「工事契約に関する会計基準の適用指針」では以下のような規定があります。 工事契約に関する会計基準の適用指針 7. 決算日における工事進捗度の見積方法として原価比例法を用いる際、工事原価が複数の通貨…

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見積工事原価総額に予備費を含めることの可否又は要否①

工事進行基準を適用する場合において、将来の不確実性を考慮して、見積工事原価総額に予備費(コンティンジェンシーコスト)を含めて進捗度及び利益率を算定してよい、又は算定すべきなのでしょうか。 この点につき下記書籍の「Q5-11 ③コンティンジェンシーコスト」が参考になるものと思われます。 Q&A業種別会計実務(8) 関連記事 見積工事原価総額に予備費を含めることの可否又は要否② …

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