期ズレ子会社が期ズレ期間中に増資した場合の取扱い

決算期の異なる子会社の連結決算上の取扱いについて、以下の規定があります。 連結財務諸表に関する会計基準 16. 子会社の決算日が連結決算日と異なる場合には、子会社は、連結決算日に正規の決算に準ずる合理的な手続により決算を行う(注4)。 (注4) 決算期の異なる子会社がある場合の取扱いについて 子会社の決算日と連結決算日の差異が3 か月を超えない場合には、子会社の正規の決算を基礎として…

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在外子会社が決算期を変更した場合の換算レート①

連結子会社の決算日を変更した場合の連結財務諸表における損益の調整方法について以下のような規定があります。 比較情報の取扱いに関する研究報告(中間報告)6.A(3)① 本ケースにおいて、子会社の決算日を変更し、15か月の事業年度(X1年1月からX2年3月まで)として決算を行う場合、親会社の事業年度に係る期間(月数)は12か月となり、決算日変更後の子会社の事業年度に係る期間(月数)は15か月…

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期ズレ期間中に発生した後発事象の取扱い①

子会社の決算日が連結決算日と異なる場合の取扱いについて、以下の規定があります。 連結財務諸表に関する会計基準 16. 子会社の決算日が連結決算日と異なる場合には、子会社は、連結決算日に正規の決算に準ずる合理的な手続により決算を行う(注4)。 (注4) 決算期の異なる子会社がある場合の取扱いについて 子会社の決算日と連結決算日の差異が3 か月を超えない場合には、子会社の正規の決算を基礎…

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期ズレ子会社に対するみなし売却の定めの適用方法①

「連結財務諸表に関する会計基準」(注4)の定めにより決算期の異なる子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行っている場合において、当該子会社の株式を子会社の決算日以外の日に売却した場合に、「連結財務諸表に関する会計基準」(注5)みなし売却の定めはどのように適用することとなるのでしょうか。 すなわち、上記の場合に、いつまでの当該子会社の損益計算書の取込を行い、また、いつ時点の当該子会社の貸借…

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期ズレ子会社が孫会社株式を取得した場合の取扱い

「連結財務諸表に関する会計基準」注4の定めに従い子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行っている場合において、当該子会社が期ズレ期間中に孫会社株式を取得した場合に、連結決算上、 ①当該孫会社はいつの時点で連結の範囲に含めることになるのか ②当該孫会社の財務諸表をいつからどのように取込むことになるのか といった点等が問題になりうるかと思います。 しかしながら、会計基準等で…

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期ズレ子会社取得時の財務諸表の取込開始時期①

決算期の異なる子会社を新たに取得し、「連結財務諸表に関する会計基準」(注4)の定めにより子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行う場合、子会社の財務諸表の連結財務諸表への取込み開始時期等はどのようになるのでしょうか。 すなわち、例えば連結決算日が3月末日である場合において、2月10日に12月決算の子会社を新たに取得したときには、子会社のどの時点の貸借対照表やどの期間の損益計算書/キャッシ…

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期ズレ持分法適用会社の持分法適用方法①

持分法適用会社の決算日と連結決算日が異なる場合の持分法適用方法について、以下のような規定があります。 持分法に関する会計基準 被投資会社の財務諸表 10. 持分法の適用にあたっては、投資会社は、被投資会社の直近の財務諸表を使用する。 投資会社と被投資会社の決算日に差異があり、その差異の期間内に重要な取引又は事象が発生しているときには、必要な修正又は注記を行う。(太字―引用者) …

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期ズレ子会社と連結外部の取引の連結調整可否・要否①

決算期の異なる子会社の連結決算上の取扱いについて、以下の規定があります。 連結財務諸表に関する会計基準 16. 子会社の決算日が連結決算日と異なる場合には、子会社は、連結決算日に正規の決算に準ずる合理的な手続により決算を行う(注4)。 (注4) 決算期の異なる子会社がある場合の取扱いについて 子会社の決算日と連結決算日の差異が3 か月を超えない場合には、子会社の正規の決算を基礎として…

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期ズレ在外子会社との間の債権債務金額の差異の取扱い①

決算期の異なる子会社の連結決算上の取扱いについて、以下の規定があります。 連結財務諸表に関する会計基準 16. 子会社の決算日が連結決算日と異なる場合には、子会社は、連結決算日に正規の決算に準ずる合理的な手続により決算を行う(注4)。 (注4) 決算期の異なる子会社がある場合の取扱いについて 子会社の決算日と連結決算日の差異が3 か月を超えない場合には、子会社の正規の決算を基礎として…

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