在外子会社株式取得についてヘッジ会計を適用した場合の資本連結②

在外子会社株式の取得に備えて為替リスクをヘッジする目的で為替予約等を行い、当該在外子会社株式の取得という予定取引についてヘッジ会計を適用する場合、個別財務諸表上、以下の金融商品会計に関する実務指針に従い、為替予約等から生じた繰延ヘッジ損益は当該株式の取得原価に加減されることとなるかと思います。 金融商品会計に関する実務指針 170.予定取引のヘッジについてヘッジ会計を適用したことにより繰…

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在外子会社株式取得についてヘッジ会計を適用した場合の資本連結①

在外子会社株式の取得に備えて為替リスクをヘッジする目的で為替予約等を行い、当該在外子会社株式の取得という予定取引についてヘッジ会計を適用する場合、個別財務諸表上、以下の金融商品会計に関する実務指針に従い、為替予約等から生じた繰延ヘッジ損益は当該株式の取得原価に加減されることとなるかと思います。 金融商品会計に関する実務指針 170.予定取引のヘッジについてヘッジ会計を適用したことにより繰…

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期ズレ子会社に対するみなし売却の定めの適用方法②

「連結財務諸表に関する会計基準」(注4)の定めにより決算期の異なる子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行っている場合において、当該子会社の株式を子会社の決算日以外の日に売却した場合に、「連結財務諸表に関する会計基準」(注5)みなし売却の定めはどのように適用することとなるのでしょうか。 すなわち、上記の場合に、いつまでの当該子会社の損益計算書の取込を行い、また、いつ時点の当該子会社の貸借…

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期ズレ子会社に対するみなし売却の定めの適用方法①

「連結財務諸表に関する会計基準」(注4)の定めにより決算期の異なる子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行っている場合において、当該子会社の株式を子会社の決算日以外の日に売却した場合に、「連結財務諸表に関する会計基準」(注5)みなし売却の定めはどのように適用することとなるのでしょうか。 すなわち、上記の場合に、いつまでの当該子会社の損益計算書の取込を行い、また、いつ時点の当該子会社の貸借…

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期ズレ子会社が孫会社株式を取得した場合の取扱い

「連結財務諸表に関する会計基準」注4の定めに従い子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行っている場合において、当該子会社が期ズレ期間中に孫会社株式を取得した場合に、連結決算上、 ①当該孫会社はいつの時点で連結の範囲に含めることになるのか ②当該孫会社の財務諸表をいつからどのように取込むことになるのか といった点等が問題になりうるかと思います。 しかしながら、会計基準等で…

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退職給付に係る調整額の連結CF計算書上での取扱い

平成24年に改正された「退職給付に関する会計基準」において、以下のような規定があります。 15. 数理計算上の差異の当期発生額及び過去勤務費用の当期発生額のうち、費用処理されない部分(未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用となる。)については、その他の包括利益に含めて計上する。その他の包括利益累計額に計上されている未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用のうち、当期に費用処理され…

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期ズレ子会社取得時の財務諸表の取込開始時期②

決算期の異なる子会社を新たに取得し、「連結財務諸表に関する会計基準」(注4)の定めにより子会社の正規の決算を基礎として連結決算を行う場合、子会社の財務諸表の連結財務諸表への取込み開始時期等はどのようになるのでしょうか。 すなわち、例えば連結決算日が3月末日である場合において、2月10日に12月決算の子会社を新たに取得したときには、子会社のどの時点の貸借対照表やどの期間の損益計算書/キャッシ…

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